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「いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある」

いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある

徳川家康が残した言葉です。

 

幼い頃より人質として長く生活しており、また晩年になって天下を統一するなど、我慢や忍耐の人というイメージ通りの言葉です。

 

しかし、若い頃の家康は、激情家として有名です。爪を噛むという悪癖を持っていたこともよく知られています。

 

その激情から敗れた戦も少なくありません。武田信玄に戦いを挑んだ三方ヶ原の戦いでも、大敗を期し、脱糞しながら命からがら城に逃げ帰っています。

その失敗を教訓として後世に残す為に、しかめ面の自画像を描かせています。

 

 

そんな家康だからこそ出てきた言葉なのかもしれません・・・

 

 

 

我々、社会保険労務士は、労働諸法令や人事・労務管理の専門家です。

 

社長に「労働基準法は、中小企業にはそぐわない。」、「法を順守するのは厳しい。」や「中小企業では無理だ。」などとよく言われます。

 

しかし、中小企業であれば労務管理をしなくて良いのでしょうか?

中小企業であれば、残業代を支給しなくて良いのでしょうか?

中小企業であれば、過労死は起こらないのでしょうか?

 

電通で起こった問題は決して対岸の火事ではありません。

むしろ余剰人員が少ない中小企業こそ、長時間労働が発生しやすいものです。

 

また、人事部や総務部といった専門の部署がない会社も多く、知らず知らずのうちに法律違反になっている事も少なくありません。

 

「就業規則を作成しましょう。」

「アルバイトの方にも社会保険加入をしていきましょう。」

「労働時間の管理をしっかりやりましょう。」

 

直接的に収益につながるように見えない労働諸法令や人事労務に関する話は、社長にとってあまり聞きたくない(興味がない)内容であることも多いと思います。

 

残業時間の上限設定、同一労働同一賃金、マイナンバー、有期契約労働者の無期転換、短時間労働者の社会保険加入、ストレスチェック・・・目まぐるしく変化していく法律や社会の動向。

 

これから対応していかなければならないことは膨大です。

 

言いたくない(言いにくい)事を言う。

我々は、そんな値打ちがある役割でいたいと考えています。

 

 

家康はこうも言っています。

 

最も多くの人間を喜ばせたものが、最も栄える

 

お客(取引先)だけを喜ばせようとしていませんか?

働く従業員があっての会社です。

 

「お客も従業員も喜ばせる!」共にそんな会社を創っていきましょう。

 

社会保険労務士  秋野 高大

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